やはりどんな人間でも一度は、
『ゾンビパンデミックになったらどうするか？』
を考えるに決まっています。
健康男子であれば考える事は
・秘密基地をドコに作るか？
・俺の考えた最強の必殺技
・【ゾンビが襲ってきたら自分はどうするのか？】
のみだと思います。
私も今まで色々なゾンビに出会い、
ロケットランチャーやマグナムをブッパなす毎日で、
ナイフを握り、火薬の香りの中、グリーンハーブをモシャモシャしつつ、
死地を駆け抜けて参りました。
しかし、この作品はどのゾンビ物よりも悲壮感が少なく、
前向きになる作品との事。
高性能なカプコン製のヘリに乗りつつ、
いざ、現在の死地へっ！！！
【ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜】アニメ 公式サイト
【ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜】アニメ・第1期 あらすじ
連日のパワハラやサービス残業で自殺を思いつめるほど疲弊していたブラック企業社員のアキラ。そんな日々のある朝に起床した彼の視界には、ゾンビで溢れかえる街の光景が広がっていた。アキラはその様子を見ながら「今日から会社に行かなくてもいいんじゃね？」と歓喜する
こうして会社から解放されて自由の身となったアキラは「ゾンビになるまでにしたい100のこと」というリストを作成すると、その内容を達成すべく親友のケンチョに会いに行って朝まで飲み明かしたり、親孝行のために実家に帰省したりするなど自分のやりたいことを次々と実現させていく。
引用元:『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』 Wikipedia
【ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜】原作
【ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜】アニメ 感想
ブラック企業なんて言葉が無い時代の『ゾンビ』たち
こんな事は言いたくない。ダサいのは分かってる。
こんな事は言いたくない。ウザいのは分かってる。
しかし！
【昔はそれが本当に当たり前だったんだ！】
会社に骨を埋めるくらいの気持ちが美徳だったんや…
それが漢で評価されるヤツやったんや…
時代が変わって本当に良かった。
と同時に『やっぱり、何かがおかしい…』
と気づけなかった自分が怖い。
このアニメの第一話は、
今後ずっと語り継がれるくらい、
日本国民の共感を集めただろう。
かく言う私もゾンビだった。まさに主人公と一緒だった。
40歳すぎてオタクに戻るって決めたんや！
まぁ、私はゾンビパニックになったらすぐ死ぬ自身があるけどねっ！
ゾンビになりたい人への有難いお言葉
『血尿だしてないと2流だよね。』
『胃に穴を空けるのも仕事の内。』
『いちいち聞くなっ！自分で考えろっ！』
『なに自分で判断してんだっ！勝手な事すんなっ！』
『てめぇの代わりはいくらでもいるんだよっ！』
鬱って怖いよなぁ…
こんな言葉が飛び交う会社はゾンビに襲撃されれば良いよ。
立ち止まって自分を見つめなおす勇気
他人に影響されたり、会社や上司に洗脳されたり、
環境次第で人間ってのは、生きるも死ぬも決まってくるんだなぁ。
この作品を見て改めて実感。
アキラがかつての上司の小杉に再会した時のあの身体の反応。
自由になったと思ってもトラウマってのは強力で怖いよね。
すぐに昔の状態に戻っちゃう。引っ張られちゃう。
マイナスに引っ張られやすい私だが、
自分を持って前向きに生きたいもんだ。
ゾンビ作品の新しい形
この作品は内容もそうだが、
とにかく【ポップである事】にパワーを振りまくっている。
オープニングの曲からアニメのテンポ、
ギャグからキャラクターに至るまで本当に見やすい。
それでいて、ゾンビ物のグロい表現もあるが、
そのグロさもポップで見やすくなっている。
カプコンのゲーム『デッドライジング』に似た。
【ゾンビだらけで状況はヤバいけど、何とかなりそう…感】があり、元気が出る。
主人公が敵を蹴散らして無双する作品も面白いけど、
状況を前向きに捉える事で【無双】するってのが、
最高にクールでゾンビ物の可能性を見た気がする。
このアニメから学んだ事
・想い人がゾンビになっても告白したほうが、
メンタル的にスッキリするから良し。
・『鬱』と言う病気はある。『鬱なんて言葉があるからダメなんだ』とか言う輩は、
ゾンビの栄養になれば良し。
・『ゾンビになるまでにしたい事』と言う。最高に狂った発想を持つのがこれからの人生を生きるコツ
私的ナイスキャラ賞
私的のナイスキャラは『ケンチョ』
やはりイケメンの【全裸】と【キモさ】は戦闘力が高い。
肥溜めに飛び込む、その心意気や良し。
人を笑わせてお金を頂くと言う『芸人』と言う職業は、
私にとって尊敬する職業。
絶望的な世界で笑顔をたくさん作って貰いたいと切に願う。
まとめ
アニメも映画も【ゾンビ】は本当に分かりやすくて、
それでいて面白くなるから、とっつきやすいと思う。
死んでいなくとも脳死で時間を過ごすゾンビにはなりたくないと強く感じた。
しかし、生きていく為には好きな事ばから出来ないのも事実。
たまにはこの作品の事を思い出し、
自分を見失わない様にしていきたい。
ゾンビになる前にやりたい事が100個上がらない自分に問題があるな(笑)
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