令和の世の中にもなれば、
ふらっと異世界に行く事も日常茶飯事になってきましたね。
昭和生まれの私は、やはり古臭い人間な様で、
異世界からの誘いは全くありません。
しかし、このアニメの主人公は
絵に描いた様なオタクでありながら
異世界に招待された様です。
どうやら昭和生まれおじさんが異世界に行く為には
【セガ】を愛さないといけない様です。
過去にドリキャスでバイオハザードをプレイしていた私は異世界へ行けるのか？
サターンでサクラ大戦もやってたし。
毎回アイリスが最後に残っていたけど、
私はロリコンではない。
とりあえず異世界に行った
おじさんの話を聞こうではないか。
【異世界おじさん】
殆ど死んでいるによる漫画作品。Webコミック配信サイト『ComicWalker（現・カドコミ）』（KADOKAWA）にて2018年6月29日配信分[1]から連載を開始し、2021年6月16日より『WebComicアパンダ』に移籍して連載中。略称は「いせおじ」。2025年3月時点で累計発行部数は500万部を突破している。
引用元:『異世界おじさん』wikipedia
【異世界おじさん】全力あらすじ
2017年秋。大学生のたかふみは、17年間の昏睡状態から目覚めた叔父に会うため彼の病室を訪れる。おじさんは、奇妙な言語を発し、異世界「グランバハマル」にいたと語り始めたため、頭がおかしくなったと判断したたかふみは彼を切り捨てようとする。ところが、おじさんが本当に魔法を使ったために態度を改め、その能力を使って、YouTuberとして生計を立てることを勧める。そして、YouTuberとなったおじさんとルームシェアを始めたたかふみは、おじさんから折にふれ異世界での生活について聞かされるようになる。しかし、それは通常の「異世界もの」とは異なる17年間の孤独で壮絶な物語であった。
引用元:『異世界おじさん』wikipedia
あまりにも溢れすぎてしまった【異世界転生モノ】の中和剤を探している方。
異世界モノのお約束を色々な角度から破壊する爽快さは気持ちいいの一言。
名実ともに自分自身がおじさんになって、
昔のオタク文化を懐かしむ様になってきたらこのアニメは刺さります。
『オタク』が人前で『オタク』と言っても差別されない今。
良い時代になったと思うと同時に
【何か寂しさを感じる】
そんな人にオススメの作品。
バトルもあるがギャグ要素が大半。
おじさんこそ楽しめるアニメ。
【異世界おじさん】アニメ 完走した感想(ネタバレ注意)
一時代を築いた『テラ子安』
異世界に17年間行っていた主人公の声が『子安さん』だった事に涙が止まらない。
2000年頃にオタクから足を洗って、最近出戻りしてきた私にとって衝撃だった。
『まぁだ主役とかやってんのかいっ！』
『若者に枠を譲っている感じじゃないのかいっ！』
『伝説のグループ ヴァイスはどうした！まさか未だ続いている訳はないよねっ！』
みたいな。
でも主人公がおじさんだから妥当と言っちゃ妥当ですね。
しかし流石の子安さん
ニコニコ動画でも大人気でしたし、お元気そうで何より。
絵に描いた様なツンデレ女子。絶滅したと思ってたよ。
いやぁ…久しぶりにお手本のようなツンデレさんを見た。
むしろ、もう絶滅したであろうタイプのツンデレを見させて貰って、
お腹いっぱいな感じ。
と言うか、おじさんを『オーク顔』とか言ってるが、
おじさんはそもそもビジュアルが気持ち悪くとも何ともない。
むしろおじさんの部類ではイケメンよりだと個人的には思う。
ガチの『オーク顔』勢に謝ってほしい。
オーク顔でも何でもない男と、
金髪の可愛いエルフが
その辺でイチャコラされても通行の邪魔だし。
オーク顔でありながら、毛根が死滅している私こそ『オーク本家』な訳だから、
私にエルフがあてがわれていない事の方がおかしい。
許せぬ。
時間が経っても、自分が好きだった物は変わらない。
2000年に昏睡状態になり、
2017年に異世界から帰ってきた『おじさん』
17年の年月は、こんなにも人を浦島太郎にさせるのかと実感。
かく言う私もアメリカに13年住んでいるので、
日本に帰ったら、流行りの物から何から変わっている事が多い。
時間の流れの速さをビシビシ感じますな。
このアニメで一番の見どころは、17年のギャップもそうだが、
おじさんのセガ愛がエグい事
おじさんにとっては2000年で時間が止まっているが、
アニメを見ている側からすると、
【異常な熱を持って昔のコンソールを愛している懐古厨】にしか見えない。
我々おじさんにとって、こんなに心が動かされる懐古厨の同士はいないだろう。
『懐古厨乙』『思い出補正ウザ』と言われようが、
自分の青春時代を共に歩んできたアニメやゲームは何にも代え難い。
日々に忙殺されるのではなく、
オタク活動は出来る時にやっておく。
肝に銘じておきたい。
【異世界おじさん】から学んだ事
・セガは不滅
・ツンデレエルフは天然記念物
・エヴァ世代な私だが、当時は天邪鬼でエヴァは見ていなかった。
【異世界おじさん】はどんな時に見たいアニメか？
バーチャファイター2が出た時の衝撃で、
鼻血が出た時の【あの感覚】を思い出したい時に見たいアニメ
【異世界おじさん】まとめ
様々な苦難はあれど、
美しく華やかな【異世界冒険のお約束フラグ】をバッキバキに折っていくおじさんが、
とにかく素敵。
ツンデレなどと言う、非常に面倒な状態異常の女子には微塵も気づかず、
ただひたすらに己を貫くおじさんに『真のオタク』を見た。
オタクと言う言葉がライトになって迫害を受ける事も少なくなった。
しかし、そんな時代だからこそ昔ながらのオタクに価値を見出していきたい。
オタクの定義など議論され尽くしているだろうが、
少なくとも元オタクとして、私の魂は大いに震え、
昔と同じ興奮を感じさせてくれた作品だった。
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