【古見さんは、コミュ症です。】アニメ｜『コミュ症でも環境次第で何とかなるっ！』感想

皆さんはコミュ症でしょうか？

私は俄然『コミュ症』です。
新社会人の時はトイレの個室が唯一の結界でした。

今回は、そんな社会の底辺でもある私よりも人と目が合わせられず、
しかもコミュ症と言う言葉が凝縮して誕生した様な女の子が

ごくごく普通の高校生の同級生の少年と、

ふとしたキッカケから友達を作っていくことになる、
とても心温まる、必ず笑顔になれる作品

の感想になります。

私にとっては本当に色々な人に薦めたい名作と出会えた感じです。

アニメ【古見さんは、コミュ症です。】

コミック【古見さんは、コミュ症です。】

【古見さんは、コミュ症です。】

『古見さんは、コミュ症です。』（こみさんはコミュしょうです）は、オダトモヒトによる日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』（小学館）にて、2016年25号から2025年9号まで連載された。

コミュ症（#用語参照）の女子高生と、普通の男子高校生の交流を中心に描いたコメディ作品[1]。もともと『週刊少年サンデー』2015年42号の企画「新世代サンデーグランプリ」にて掲載された同タイトルの読切が人気を博したことから連載に至った。2025年3月時点でコミックスの全世界累計発行部数は1600万部を突破している。また2022年には第67回小学館漫画賞少年向け部門を受賞した。

2021年9月にNHKでテレビドラマ化。同年10月よりテレビ東京ほかにてテレビアニメ化され、2022年4月より第2期が放送された。

引用元:『古見さんは、コミュ症です。』wikipedia

【古見さんは、コミュ症です。】アニメ『青春を思い出して温かい気持ちになる』あらすじ

私立伊旦高校1年生の古見硝子は登校初日で学校のマドンナの地位を築く「容姿端麗」「成績優秀」「スポーツ万能」な人気者だが、人と話すことを極度に苦手としている。

入学初日、同級生の只野仁人は彼女の秘密を知ってしまうが、筆談をかわすうちに彼女の「友達を100人作る」という夢に協力することになる。一方、伊旦高校は県下有数の進学校という触れ込みだがアクの強い生徒ばかりが集まる学校であり、古見と只野が目標を達成するためには前途多難な日々が続くのだった。

引用元:『古見さんは、コミュ症です。』wikipedia

本作のヒロインは

なんですが、眼光は鋭く、纏うオーラは空気を揺るがし、
ちょっとした湖なら『割れる』事が出来ちゃうんじゃないかと思う

【覇気】を持っている学園のマドンナ　古見 硝子（こみ しょうこ）

しかし、古見さんはコミュ症と言うだけで、
人を威嚇したり、怒っている訳ではなく、

そこが非常に重要。

美人ゆえに勘違いされてしまいがちな彼女が、
ふとした同級生の男子とのコミュニケーションがキッカケで

学校生活が一変し、友達を作る為に日々成長をしていく話。

学園で恋愛モノだが、
ドロドロした展開や、胸糞の悪くなる様な話は無く、

・心が癒されたい時。
・青春を少し思い出したい時。

そんな時に見て貰いたい作品。

【古見さんは、コミュ症です。】アニメ　完走した感想(ネタバレ注意)

美人は美人で、やっぱり大変

私の様な日の当たらないゾンビ学生だった腐った人間は、

イケメンや美人を見たら、すぐに脊髄反射で嫉妬をして、
マシンガンの様に暴言を吐いてしまうが、

よくよく考えてみると、

古見さんは美少女。みんなが振り返る。

しかし可哀そうなのは

【無言でも、周りが勝手に判断して話が進んでしまうコト】

だと思う。

この作品ではギャグ的に表現されているけど、

『自分の本当の気持ち』が伝えられなくて、周りがどんどん勘違いしてる様な状況は、
地獄でしかない。

そんな事を考えていると、美人やイケメンと少し距離が近くなれる気がする。

ゾンビの私だって、彼らと握手が出来る日が来るかもしれない。

只野とか言う『普通にメチャクチャ良いヤツ(笑)』

私はこの様な作品で出てくる主人公を好きになるコトは少なく、
読み始めや、アニメを視聴した時に

なんてモジモジしてビクビクしながら見るんですが、
この只野君っては、

【ふつうに　良いヤツ(笑)】

めちゃくちゃ良いヤツｗｗｗ

名は体を表すし、アニメだからってのもありますが、
このただの高校生男子、

本当に良いヤツ！！！

アニメしか見てないので、単行本のコトは知らないけど、
これは同性でも全然惚れるし、友達に是非ともなりたい。

そして感じた事は

【普通でいて、普通に人の事を考えられる人はクッソ魅力的】

だと言うコトに気づく。

只野君のお陰で普通で地味な自分にも勇気が出てきたよ。ありがとう。

あと只野君の妹ちゃんの、所々でナイスアシストが光るっ！！
彼が妹とも仲が良いのが

この作品が好きなポイントである。

尾根峰 (おねみね)さんが好きすぎてツライ。

尾根峰さんなのですよ。

やはり私の心を掴んで離さないのは尾根峰さんなのです。

この作品の人物達は、
名は体を表すほどの個性に、グツグツ煮つめた様なヤツらしか居ないので、

ぶっ飛んでいて好きですが

その中で唯一の常識的な尾根峰さん。

なんと神々しいのか！！！

普通、人は【個性】や【特別】【人気】
みたいなモノを盲目的に追いかけて苦しむが、

この尾根峰さんは『常識人』

しかも面倒見が良いとかっ！！！

結婚したい。尾根峰さんと結婚したい。

とてもつまらない結論だけど、やっぱり『等身大』『飾らない』ってのは、
強いし、めちゃくちゃ人を惹きつける。

私も肩肘はらず、自然体になろう　と素直に思う。

クラスに嫌な奴がいないと言う奇跡

伊旦高校の生徒はクセの強い人しか居ないと言う、

自分なら絶対にハブられる自信がある。

しかし、このクラスの温かさよ…。

確かに只野君に委員長や雑用を押し付ける事もあるけど、
悪質な、陰湿なイジメの様な事は無い。

【美人ゆえに近づき難い古見さん】へも、

良い勘違いで話が進むのは見ていてホッコリする。

こんな学生生活が送りたかった…(死んだ目)

【古見さんは、コミュ症です。】が好きな人にオススメする作品

ハイスコアガール

1990年代の対戦型格闘ゲームブームを背景とし、ブームの火付け役となった『ストリートファイターII』を主人公の少年と、格闘ゲームが強いヒロイン・大野晶の因縁として位置付けて描いたラブコメディ。
実際のゲームのキャラクターも登場し90年代にゲームセンターに通っていた人には色々な意味で心を打ち抜かれて立てなくなるくらいの作品(笑)

アニメ【ハイスコアガール】

コミック【ハイスコアガール】

彼氏彼女の事情

承認欲求を満たす為に日々努力を続けて『優等生』を演じていたヒロインが、
ある日、そんなヒロインの全てを悠々と追い越して【優等生】になった男子とバチバチの仲になる。
やがて彼らは悪友となり、互いに『自分の知らない自分』を知って恋に発展していくのだが…

美男美女と言う完璧の裏側に隠された【闇】にふれる事が出来る作品

アニメ【彼氏彼女の事情】

コミック【彼氏彼女の事情】

まとめ

私はラブコメは嫌いではないのですが、
慣れていないモノで、すぐに心にダメージを負ってしまうのですが、

『古見さんは、コミュ症です。』この作品は最初から最後まで、

本当に温かい気持ちで見る事が出来ました。

キュンキュン度合も丁度良いし、ギャグも良いし、
作画も良いし、一話のスピード感も良い。

単行本も完結している様で私も読んでみる予定です。

本当に心洗われたんです。(感涙)