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【孤島パズル】有栖川有栖|『一つ一つピースをはめていくしかない』感想、ネタバレ

今回は 有栖川有栖【孤島パズル】の感想になります。前作【月光ゲーム】では山登りをし、『大学生』と言うリア充最強のシチュエーションを武器に、多くの若い男女でイチャイチャを繰り広げ、ドタバタした前作。高卒のミステリ読者はさぞ、ハンカチの端を噛み...
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【月光ゲーム Yの悲劇’88】有栖川有栖|『月の光は人を白く焼く』感想、ネタバレ

今回は 有栖川有栖【月光ゲーム Yの悲劇'88】の感想になります。今回のお話はキャンプに出掛けた大学生経ちが、天災に見舞われ、しかもその中で『殺人』も起こると言う。そんな悲惨な状況での物語。非リア充の積み重なった うっぷん が大爆発し、リア...
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【人形館の殺人】綾辻行人|『この館には人形たちが棲んでいる。』感想。

今回は 綾辻行人【人形館の殺人】 の感想になります。館シリーズも4作目です。今回は人形館『十角館』『水車館』『迷路館』と来て、【人形館】...『不気味さ』で言えば、やはり人形のインパクトはデカいっ!!!今までもユニーク(良く言い過ぎ)な館で...
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【密室殺人ゲーム王手飛車取り】歌野晶午|『好奇心さんが仕事しすぎて不安になる。』感想・ネタバレ

【密室殺人ゲーム】と言う聞くからに世にも恐ろしいゲームをしていながら、『王手飛車取り』と言う会心の一手を打たれている状況に涙と恐怖が止まりません。と言うか、タイトルの意味がサッパリ分かりません。それは毎度の事ながら、私の想像力と読解力が乏し...
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【爆弾】呉勝浩|感想・ネタバレ

爆弾です。シンプルで力強く、潔いタイトルです。『このミステリーが凄い!2023年版』 1位『ミステリが読みたい!2023年版』 1位なんだそうです。1位を2つ獲得とか、社会の最底辺である私からしたら、眩しすぎて読めない小説ですよ。眩しい。眩...
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【迷路館の殺人】綾辻行人|感想・ネタバレ

ミステリ界で圧倒的な建築センスを見せる、中村青司先生の次なるプロデュース作品のお家はなんと【迷路の館】小学生が考えた『僕が考えた最強の』シリーズに出てきそうな館だと感じてしまったが、それは私が凡人で天邪鬼で無職の底辺だから、そんなゲスな感想...
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【方舟】夕木春央|感想・ネタバレ

方舟なのか箱舟なのか迷うところはありますが、一つだけ言える事は私は絶対に乗る事は出来ませんし、絶対助かる未来が見えないと言う事です。このような状況の場合、選ばれる人が人類を監視し、ルールを作り、全てを支配していくのでしょう。全く特別でもなん...
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【殺しの双曲線】西村京太郎|感想・ネタバレ

ミステリー界隈に疎い私でも知っています西村先生と言えば、トラベルミステリーで超有名な先生です時刻表トリックの使い手で超有名な先生ですしかし、今回の『殺しの双曲線』ではトラベル的なモノは使わないらしいのですっ!!!電車を使わないとは...もし...
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【クリムゾンの迷宮】貴志祐介|感想・ネタバレ

クリムゾンと言えば、健康オタク男子の界隈では言わずと知れたビッグネームです。もとい ビッグサークル です。そんなクリムゾンの迷宮と言う事でワクワクがとまりません。クリムゾンは『濃い赤』と言う事らしいです。健康オタク男子の鮮血(鼻血)で染まっ...
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【水車館の殺人】綾辻行人|感想・ネタバレ

みんな丸太は持ったなっ!!中村青司(なかむら・せいじ)と言う建築家はからくり屋敷を作る天才だそうですバイオハザードで言うところのジョージ・トレバー(ゾンビだらけの洋館とか作った人)と同じポジションですかね中村さんに負けず劣らず、ジョージもか...