今回は 本多夏巳【人違いで解雇されましたが、極上御曹司に拾われ溺愛されたので幸せです。】の感想になります。
毎日必死で頑張って仕事をして、
人様の役に立ちたいと奮闘しているのに、
自分の夢を追いかけながらも、
困っている人が居たら助けていたりもしているのに、
不幸やら理不尽な事って、
こっちの都合もお構いなしでズッシリ落ちてきたりしますよね。
今回は、自己肯定感は少し低いけど、
突然の不幸にも理不尽な環境にも立ち向かい、
自分の夢に向かって奮闘する女の子が、
なんと御曹司に拾われて、
色々と状況が変わりすぎて目が回りそうになる作品です。
私は全然『男』ですが、
私だって御曹司に拾われたいといつも思っております。
40歳のおじさんの夢は『御曹司に拾われる事』です。
確かに不幸な事も多いけど、
ヒロインの女の子のお陰でスカッとする気持ちの良い作品でもあります。
【人違いで解雇されましたが、極上御曹司に拾われ溺愛されたので幸せです。】『本日を限りに辞めさせて頂きます!』あらすじ
「君が気になって仕事どころではない」
香料輸入会社の営業アシスタントとして働く陽香(はるか)は、ある日突然、人違いで不倫女にされてしまう。
謂れなき誹謗中傷に傷つき、さらなる不幸の連続に絶望する陽香に手を差し伸べたのは、取引先の副社長・久宝(くぼう)だった。
地位も美貌も兼ね備えた彼が、なぜ地味な自分を気にかけてくれるのか…
身分違いとわかっていても、強引で優しい彼にどうしようもなく惹かれてしまうーー。
美しき御曹司の甘い包囲網にとらわれる、不幸女子のシンデレラストーリー!引用元:Amazon紹介ページ 人違いで解雇されましたが、極上御曹司に拾われ溺愛されたので幸せです。
香道の家元の孫な陽香ちゃん
早くに両親を亡くし、自立しなければならなかった為、
頑張り屋さんで努力家。
自分の夢も明確に持っており日々を忙しく過ごす中、
突然に降りかかる理不尽。
なんでこんな目に合わないといけないのか理解が出来ない。
不幸の連続すぎて急に失神して倒れる時なんか
『ああぁ…』
コリャひどい。
なんて心が痛くなりました。
そりゃ倒れるよね。と。
そんな最悪の状況で現れる御曹司どのっ!
やはり御曹司たるもの助けるタイミングもバッチリっ!!
自己肯定感が少し低く、
悲壮感が漂う時もある陽香ちゃんですが、意志の強い場面もあります。
そんな陽香ちゃんがめちゃくちゃカッコいいっ!!!!
完結しており、
巻数も少ないのでサクッと読めます。
『香り』『香水』『香道』と言うワードがメインになっており、
設定も興味深かったです。
短い時間で恋愛漫画要素を摂取したい方にはオススメの作品。
【人違いで解雇されましたが、極上御曹司に拾われ溺愛されたので幸せです。】完走した感想(ネタバレ注意)
切れ味の鋭すぎる少女漫画の感想村
私は普段からあまり『恋愛カテゴリの作品』を読まずに今まで生きてきました。
それは、おじさんのクセにキュンキュンしてしまって、
切なさでご飯が食べられなくなってしまうからです。
しかし、恋愛作品にも『名作』と呼ばれるものは沢山あり、
私も苦手意識を払拭するべく、今回少女漫画を読んだのですが、
非情に楽しんで読む事が出来ました。
確かにいきなり御曹司の家に住んだり『んなアホな』みたいな事は思いましたが、
ヒロインも紆余曲折ありながらも、キメる場所はバチッとキメていたし、
ヒーローだって鼻につく感じでもなく、程よくポンコツでギャップもあって、
同性から見ても好感度の高い、良い青年でした。
個人的には満足で終わったのですが、
ネットの感想サイトを覗いたら、ヒーローにダメ出しをしている感想の多いことっ!w
イヤイヤ!!!あんなパーフェクトな男いなくないっすかっ!
イヤイヤ!!!金持ちで平民の気持ちは分からない感じだったけど、
ポンコツっぷり発揮しながら頑張ってたやないですかっ!
改めて少女漫画の感想村の【霧】と言うか、
肌で感じる【切れ味】みたいなモノを感じました。
勉強になりました。

気軽に御曹司になる為には?
主人公の陽香ちゃんと御曹司の貴文が最初に出会う場面で
陽香ちゃんが貴文の香りについてこんな事を言っていました。
針葉樹の芳香、重厚なバーに居るような、非日常の空間の香りがする。
要するに御曹司っぽい香りを漂わせたかったら、
針葉樹の香りを漂わせてれば良い訳です。
針葉樹の代表格と言えば 【松】 と 【杉】 になります。
両手に松と杉の枝を持って、バーに潜伏しておけば、
無条件に女子が【ときめいていく】訳です。
コレは素晴らしい発見です。
コレだから少女漫画もつべこべ言わずに読まなきゃいけない。
女子をときめかせたいなら【松】と【杉】です。
コレ、令和の常識になりつつあります。
御曹司のメンタルの強さよ。
作品のヒーロー、御曹司である貴文は、
自分の部下で腹心に藤代と言う幼馴染の男子がいます。
幼稚園から一緒で、大学の学部も一緒で、
同じ会社に入って上司と部下の関係です。
そんな幼馴染の友達に会社で『貴文様』って呼ばせているんですから驚きです。
・幼稚園の時には2人とも全裸で走り回っていたでしょう。
・幼稚園の先生のスカートに潜ろうと切磋琢磨していたでしょう。
・幼稚園の先生にプライベートの質問をしてウザがられていたでしょう。
なのに『様』づけで呼ぶとか。
言わせて平気な方も凄いけど、言っている方も意味が分からない。
そんな状況を平然と受け入れてる御曹司、マジで御曹司。
やはり並みの男では御曹司は務まらない。
御曹司のメンタルや肝がドッシリ座りすぎ。
まとめ
久しぶりにキチンと少女漫画を読みました。
新しい発見もあり、やはり食わず嫌いは良くないと反省をしました。
確かにキュンキュンしちゃって苦しい部分も多いですが、
そこから何を自分の糧とし、何を活かすのか?
そんな事を考えてしまいました。
いつになく真面目に少女漫画と向き合ってしまいました。
今後も自分の感性と語彙力と創造力を伸ばす為、
少女漫画に挑戦して参ります。(くそ真面目か)
なんか調子が狂うのですよね少女漫画はw
ここまで読んで下さり、ありがとう御座います。
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